text記憶とjpeg記憶 - 自分の勉強方法を振り返ってみてふと思ったこと -
今回は自分の今までの勉強方法を振り返ってみた時に、ふと思い立ったことを書こうと思います。
エンジニアに限らず全ての社会人にとって「一生勉強」という言葉は聞きますよね。 なので勉強方法は結構重要です。それについて結構悩んでた時期もありましたし。(今も)
そんな中、最近この勉強方法について話し合う機会があり、その中でちょっと面白い話がありました。
jpeg記憶
皆さんは物事を覚える時に、どのような方法で覚えていますか?
この「覚え方」というのはひとそれぞれにあると思います。
例えば英単語の勉強。単に教科書をパラパラめくるだけで覚えられる人もいれば、ひたすらノートに書いて「手で覚える」という人もいるでしょう。
学生時代の自分の勉強法を振り返ってみると、jpeg記憶でした。
例としては、中学校の歴史の勉強です。ある問題にさしかかった時、解答を導き出すために以下の様なプロセスを自分の脳内で実行していました。
- 問題を読む
- 問題の重要語句や周辺画像を見る
- それらの情報を元に「自作ノートのあのページの、中段左くらいに書いてあったな」とイメージし検索する
- 頭の中の自作ノートを読む
- 解答が導き出され、解答欄に記入する
完全に画像記憶ですね。年表だって「3ページ目の一番上は1928年で・・・」というような形です。自作ノートだけでなく、教科書でもそのような形で覚えていました。
この感覚、わかりますでしょうか。
これをカバレッジ100%にするのが自分の勉強方法でした。テスト範囲の隅から隅まで塗りつぶす。抜け漏れがあると不安だったので、ひたすらカバレッジ100%を目指していました。しかも歴史のみならず、理科や国語、英語に至るまで、そのような記憶方法で対応してきました。
なので、図じゃないと理解できないんです。何かの仕様書を読むにしても、図におこさないと理解し難いです。
前回のブログ「MVCの勘違い」について、もう一度考えてみるでは、「図がわかりやすい」との反響をいただき、嬉しく思っています。(もちろん、この図が完璧な正解ではないことは確かです。自分の理解を図におこしました。)この背景には、こうした自分の勉強方法があるのかなと思っています。
text記憶?
知人の中ではやはり「文で覚える」という人もいるんですね。text記憶です。「文にしないとわからない!」という人。
自分にはこの感覚が全くわかりません。
文字も視覚情報なんだから、結局はjpeg記憶だろ!というのが自分の見解です。 覚えているフレーズや文章などは、頭の中で画像か映像として流れ、それを読むことで発しています。
自分は何かをイメージすることで理解しようとするのですが、text記憶の方とはイメージの仕方が根本的に違うのでしょうか。
もし「text記憶ってこんな感じ」という説明があるようでしたら、ぜひ詳しくお聞きしたいですね。(理解できるかわかりませんが)
もう一つの記憶方法
text記憶とjpeg記憶は優劣をつけるものではないと思います。人それぞれにマッチした方法があるでしょう。
周りの人に聞いてみると、text記憶とjpeg記憶の他に「hand記憶(自分で名付けた)」の方もいらっしゃいました。
序盤の英語の例でも言いましたが、いわゆる「手を動かして覚える」という方です。
今はこのhand記憶が非常に重要だと感じています。
スポーツでテニスをやっていた身として、この重要性は非常によくわかります。
こちらについては、また後日書かせていただこうと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
みなさんの記憶方法はどのようなものですか?
もしかしたらそこに、勉強方法のヒントがあるかもしれません。
自分も今は模索中で、jpeg記憶だと限界が来てるなーと思っています。
エンジニアたるもの手を動かす事が大切なので、hand記憶を実践しているところです。
「勉強方法を模索する」ことに時間を費やして勉強していない!、、、という本末転倒にならないよう気をつけたいものですね。