圧倒亭グランパのブログ

30年後の自分にもわかるように書くブログ

「継続できない」に対する自分流アプローチ

これは VOYAGE GROUP Advent Canlendar 2016 の10日目のエントリです。

 

TL;DR

  • 継続できない事柄と自分との間に「好きなもの」を挟むと結構継続できているという話

序文

最近、なかなか物事を継続できない自分に対して「こういうアプローチが合っているのでは?」と思うことがあったので書きます。

同じような記事はたくさんありますが、個々人に「合う/合わない」があるので、自分の心に聞いてみるのが一番早いと思います。なのでこの記事も参考程度にどうぞ。

 

ではさっそく自分の心を解きほぐしていきます。

 

なかなか続かない

学習や運動などがなかなか続きません。

  • 英語
  • 筋トレ
  • 読書
  • etc...

「うまくなりたい!強くなりたい!」という欲があるのに不思議ですね。昔は「自分の意思が弱いから」と思っていましたが、意思改革は難易度が高いので、潔くそのアプローチは諦めました。意思でなんとかできる人強い。

 

過去に「継続できたもの」はあるか

アプローチを変えてみます。まず、過去に「自分が継続できたものはあるか?」を考えてみました。

  • 家事全般
  • 学生の頃にやっていた部活(結構ガチなテニス部)
  • プログラミング
  • カメラ
  • etc...

少ないな。。。でもこれは立派な「自分で継続したもの」なので実績があります。ここから、継続できるようになるヒントが得られそうです。

 

2パターンありそう

少し深く見てみると、上のリストは大きく二つに分けられそうです。

  • 環境依存で半ば強制的に続けていたもの
  • 自分で勝手に続けていたもの

家事はもちろん半ば強制的です。部活も半ば強制的な部類に入ります(自分の場合)。あとの残りは、自分で勝手に続けていたものです。

どうやら、後者にヒントがありそうです。

 

なぜ続けられたのか

「自分で勝手に続けていたもの」はなぜ続けられたのでしょうか。もうちょっと深く掘り進んでみます。何か共通項があるかもしれません。

  • プログラミング
    • 好きになったきっかけは、高専時代に「GrWin」というCのグラフィックスライブラリを用いて個人的に「五目並べ」を作ったこと
    • アルゴリズムを徹夜で考えて作った「対戦用CPU」が友人(五目並べ初心者ではあるが)に勝ったときは、なんとも言えない感動に包まれた
  • カメラ
    • 学生時代にバイトして貯めたお金で一眼レフを買ってから
    • 良い写真が撮れたときの満足感がたまらない

いろいろと振り返ってみましたが、共通項としては「きっかけがあって好きになった」ということです。ある程度予想はできていましたが、継続のヒントはやはりここにありそうです。

※ さらに細かく分解すると「なぜ好きなのか、なぜ面白いのか」になり、その理由は例えば「貢献できる」や「承認欲求が満たされる」などがありそうですが、本題からずれていくのでこのあたりで止めておきます。

 

好きなものの特徴

好きなものの特徴を挙げてみましょう。

  • 自分で勝手に継続している
  • 自分で勝手に時間を作っている
  • 楽しい! ✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌

この感覚を英語や筋トレに持てたら相当良さそうですね。

つまり「好きになれば解決!」ということでしょうか。

 

「嫌い→好き」変換で解決できる?

自分の脳内は言いました。

好きだと続けられるのならば、英語を好きになればいいじゃない。

簡単に言いますがいきなりこれは無理です。無理無理。「嫌い→好き」変換って結構なパラダイムシフトだと思います。個人の意思でできるようなものではありません。ですので「嫌い→好き」変換のアプローチも難しそうです。(継続していけば好きになっていくかもしれませんけども)

ではどのようなアプローチがあるのでしょうか。

 

好きなものを間に挟む

今回提案する方法がこれです。「好きなものを間に挟む」

例えば、英語を継続的に学習したいなら、自分との間に好きなものを挟んでみましょう。その好きなものを通して英語にアプローチするのです。

  • 好きなプログラミング言語があるなら → 英語情報をあたってみる
  • カメラが好きなら → カメラについての英語記事を読んでみる
  • アニメが好きなら → 海外ファンの反応を追ってみる
  • スポーツが好きなら → 海外スポーツ事情の記事を読んでみる

などなど、日々続けている好きなことに英語を少し混ぜてみるのです。そして、

  英語の抵抗 < 興味ある情報の欲求

の式が成り立てば十分継続できるでしょう。

実際、今の自分は、「英語」と「自分」の間に「好きなプログラミング言語」を挟んでいます。そのおかげで、少しずつ英語を読めるようになっている実感があります。ときにはプログラミングの知識が英語読解の役に立つこともありました。このアプローチは自分に合っていそうだと思います。

ともあれ「カンファレンスで英語を聞き取れるようになる」や「会話ができる」となるまでの道のりは長いです。しかし、全く進まなかった英語との付き合いが、これをきっかけに動き出しそうな気がしています。

これは良い兆候。

 

まとめ

  • 「好きなもの」を間に挟むと、抵抗が軽減され継続しやすくなります
  • さまざまな組み合わせが考えられるので、どんなことにも応用できそうな気がします

継続できないで困っている方、「好きで続けていること」を間に挟んでみてはいかがでしょうか。何かのきっかけになるかもしれません。