自分の意見を相手にうまく伝えるには
最近仕事の中で「自分は説明やレポーティングがものすごく下手だなぁ」と感じたので、この本を手にとってみました。
まだ1章しか読んでませんが、いろいろと学ぶことがあったのでメモします。
- 作者: 山崎康司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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説明が下手だと感じたのは、こんな経験をしたからです。
- 自分の意見が伝わっていないので、話が噛み合わない
- そもそも説明している途中で、自分でも何を言っているかわからなくなる
- 「ん?つまりどういうこと?」という反応
- 「・・・・」(数秒間の沈黙)
こんな経験ありませんか?
そこで今回は、この本を参考にし、「自分の意見を相手にうまく伝える方法」を考えてみようと思います。
自分の意見がすんなりと相手に伝われば、仕事もスムーズに進みますよね。無駄なフラストレーションも必要ないですし。
ですが、なかなか伝わらない。上に書いたように微妙な反応になってしまう。
では、どうやったら相手にうまく伝わるのか。そんな疑問が浮かびます。
そこで今回たどり着いた方法が「TROPQA(トロプカ)分析」です(覚えにくい)。
TROPQA分析
今回の本の第一章で「OPQ分析」という手法が紹介されています。
簡単な説明が、下記リンクに書かれています。
ですが、自分のなかでしっくりこなかったので、自分に合うように拡張しました。
そして生まれたのがTROPQA分析です。概要は以下です。
こうすると、誰がどんな疑問を持っているかが明確になり、それに対しての直接的な意見を述べることができます。
相手の疑問に対して述べるので、相手の頭には入りやすいですし、話が噛み合わないということも避ける事ができます。
もし、R〜Qがハッキリわからなければ、Tにヒアリングすれば良いのです。
大事なことは、TのQに直接的なAを伝えることです。
今までは「自分が説明したいこと」を頑張って伝えようとしていましたが、大事なのは「相手が知りたいこと」を上手に伝えることなんですね。
当たり前かもしれませんが陥りやすいことですので、こうやってテンプレート化しておくと良いと思いました。
実は
何を隠そう、今回のこの記事もTROPQA分析を行って書いてみました。
T:自分の意見が相手にうまく伝わらないと感じている人 R:自分の意見を相手にうまく伝える方法 O:自分の意見が相手にうまく伝わる P:伝えようとしても相手の反応が微妙 Q:どうやったら自分の意見を相手にうまく伝えられるのだろうか A:自分の意見を相手にうまく伝えるには「TROPQA分析」を使ってみては?
まだうまく使いこなせていないので微妙かもしれませんが、記事を書くときに迷いは無くなったので、効果はあるのかなーと思っています。
もっと試行錯誤して、説得力のある説明やレポーティングができるようになりたいですね。
トロプカ!!