圧倒亭グランパのブログ

30年後の自分にもわかるように書くブログ

積読やめます

積読

それはみんなが悩む永遠のテーマ。

 

昨日、以下の記事を読みました。

miyohide.hatenablog.com

これをきっかけに、「積読」について考えてみました。
※ 前提として、本の種類は「技術書」に絞って考えています。

 

現状

自分の現状は以下です。

  • 読みたい本がいっぱい
  • 最後まで読まれていない本が多数
  • 買って満足
  • まとまった時間が取れないと読む気がしない

この現状を打開したくて、サイトで「積読 解消」などをググり、いろいろ調べました。書かれていることは主にこんなことです。

  • 興味が広すぎるから積読が発生する。興味を絞ろう
    • 興味は尽きないのです!!
  • 強制的に読む時間を確保しよう
    • それができていれば苦労してないのでは...
  • 本を捨てる
    • 小さころから本は捨てられない質でして
  • 細切れ時間を使う
    • 細切れだと頭に残る気がしない...

意思の問題と言われればそれまでなんですが、これらの方法では、自分の現状を打開することはできませんでした。なんとか解決できないかなーといろいろ考えた結果、なんとなく良さそうな方法を思いついたので記します。

 

本当にお前は積読を解消したいのか

いきなり突っかかった見出しですが、これを自分に問うたのです。

積読を解消した自分の姿を想像したところ、読み終わった本はたくさんあるのですが、果たしてそれで技術は身についたのか、と疑問に思いました。

今まで読み切った本の内容は、技術として身についているのか。その答えは、恥ずかしながら多くがノーなのです。なんのために本を読むのかと改めて考えると、技術力向上のためじゃないですか。

 

  積読解消」のために本を読むのではなく、「技術力向上」のために本を読む

 

ここに注意しないと、ただ読んだ本が積まれていくだけになってしまいます。

※ 人によっては、読んだ内の1%くらいは知識として残っているはずだから、大量に読めば知識は増える。という意見の方もいると思います。ここは人それぞれな気がします。

 

どうやって読んでいくか

自分の考えたルールは3つです。

  • 何かを調べる際はまず本で調べ、必要なところだけ読む
  • 節や段落ごとの細かい単位で「実装」してから次に行く
  • 疑問や解決したいことが発生したら、上2つを実践する

 

何かを調べる際はまず本で調べ、必要なところだけ読む

何か疑問が思い浮かんだら、ネットで調べる前にまずは本を開いてみる。これにチャレンジ。

興味ある分野だったら本を持っているでしょうし、興味があるなら疑問や知りたいことがいっぱいあるはずです。そこの共通点に着目した方法です。

今の時代、ググれば情報はパッとでてきますが、信憑性の問題もあります。その点、本はネットほど間違ったことは書かれていないでしょう。その点でも自分の技術力の自信につながります。

また、必要箇所を目次から探してそこだけを読むので、それほど負担にはならないはずです。

何度も言いますが、本を読むことが目的ではなく、技術力向上が目的なので。

 

節や段落ごとの細かい単位で「実装」してから次へ行く

これは、「読んだだけの本」を無くすためのルールです。

かといって「分厚い本の1章分を実装せよ」だと粒度が大きくて億劫ですよね。節や段落、もしくは文単位でもいいので、細かく区切って実装するようにする。そうすれば、モチベーションが削がれることもないですし、手を動かすことで実装力もつきます。量が少ないので、それほど時間もかかりません。

 

疑問や解決したいことが発生したら、上2つを実践する

「よし!本を読むぞ!」という始まりではなく、「これってなんだろう?」と疑問が浮かんだら実践する。こうすることで、普段から本と接することができ、かつ、必要な部分だけを身につけていけます。

 

大事なことは、ハードルを下げ、気軽に取り組め、少しだけ前進し、それを繰り返すことだと思います。

 

まとめ

簡単にまとめるなら、 「Webで調べる比率を下げ、本で調べる比率を上げよう。あと、手を動かそう。」 ということです。

こういうアプローチなら、ドカッと積まれた本を見て「読まなきゃ...」という気持ちにならないで済みますし、技術力向上も期待できそうですね。積まれた本をみて億劫になる「積読」ではなく、ズラッと並んだ本は自分の技術を向上させてくれるプール。そう考えると、自然と積読をやめられるのではないでしょうか。

まだ実践して日が浅いですが、効果検証してみて、修正点等あればまたブログに記載します。ご意見等もあればぜひ。